2008年07月25日

株価で見る琉球銀行vs沖縄銀行

琉球銀行本店




オークスの民事再生に伴う債権放棄額は100億を超えると聞いてます。

公的資金完済がまた遠のきそうです。

この前、経営健全化計画の目標数値の大幅未達に対し業務改善命令が出される予定とのニュースがあったばかりですがオークス債権は貸し倒れ引当金にしっかり積まれていたのでしょうか。それとも更に下方修正か。

株価を見るかぎりその辺りは折込済みのようです。

昨日現在(7/24)で1028円、ちなみにライバル沖縄銀行は4000円です。

もう少し分析してみると・・・

BPR:琉球銀行⇒0.6倍 沖縄銀行⇒0.89倍

自己資本比率:琉球銀行⇒4.8% 沖縄銀行⇒6.8%

自己資本利益率:琉球銀行⇒1.79% 沖縄銀行⇒6.84%

BPRは一株純資産(BPS)を現在株価で割ったものです、現時点での解散価値です。

0.6倍というのは現在1028円を付けている株価ですが、今会社を解散すると1721円の価値があるということです。1倍以下というのは割安という見方も出来ますし今後さらに経営が悪化すると思われているとの見方も出来ます。

琉球銀行、沖縄銀行ともに1倍以下ですが沖縄銀行の方が高いのでいくらかマシと思われているのでしょう。

それの裏づけの一つが自己資本比率です、これは高い方が良い指標です。健全性を確保するために金融機関は4%以上の維持を義務付けられています(国際業務を行う都銀などは8%以上)。沖縄銀行が高いです。

もう一つの裏づけが自己資本利益率です、自己資金比率と比べると分かりやすいです。琉球銀行は1.79%、どういうことかというと「お金を儲けるために借りたのに儲けた額より返済額の方が多い状態」です。沖縄銀行はわずかながら(0.04%)上回ってます。

結論としてやはり現時点では琉球銀行より沖縄銀行の方がマシとなります。



両行ともゼファー向け債権はないみたいですね、都銀のシンジケートローン組成にくっついているかと思ってましたが。

この記事へのトラックバックURL

http://lequios31.ti-da.net/t2225057
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません